東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)で被災した原子力発電所の異常が次々と明らかになる中、野外病院の提供や原子物理学者の派遣など、世界各国から日本に対する新たな支援の申し出が相次ぎ、国際社会の支援が本格化している。
国連の当局者によると、消防士や捜索犬、衣料品や食料品など、70カ国近くから日本に対する支援の申し出が寄せられているという。
外務省は14日午前、東日本大震災を受けた海外からの救助隊員・救援物資などの支援申し入れは同日午前6時現在、キューバやフィンランド、リトアニアも加わって計91の国・地域と六つの国際機関になったと発表した
潘基文(パン・ギムン)事務総長は地震発生当日「国連は日本のそばにおり、できる限りのことは全て行う」と語った。
韓国
5人 救助犬2匹 消防隊 医師102人
韓国の中央119救助団、医療関係者6人と通訳要員6人を含むソウル京畿地域救助隊員100人、外交通商部の従業員2人で構成された救助隊は14日8時ごろ、ソウル空港に待機していた空軍のC-130輸送機3機で日本に出発した。
韓国からは追加支援チーム102人が軍用機で来日し、福島県で救助活動を行う予定。韓国からは、すでに隊員5人と救助犬2頭が被災地入り
アシアナ航空は13日、東日本大震災で膨大な被害を受けた日本の被災者に救援物資を送ると明らかにした。14日午前10時、仁川~福島線を運行するOZ156便で機内毛布1500枚、カップめん、ミネラルウォーターなどを輸送する予定だ。
同社は12日から成田空港支店にミネラルウォーターやカップめんなどの救援品を支援している。今後も日本復旧支援を継続する方針だ。
韓国 液化天然ガス 日本へ振り分け
韓国社会福祉法人の社会福祉共同募金会は13日、東日本大震災に見舞われた日本の復旧作業に、第一次支援として50万ドル(約4000万円)を支援すると明らかにした。
日本の共同募金会と協力し速やかな支援を行う予定で、今後の追加支援も積極的に検討すると説明した。
政府は13日、日本の東日本大震災を受け、救助支援と復旧作業のため緊急救助隊102人を被災地に派遣することを決めた。京畿道・城南空港に待機中の韓国空軍C130輸送機3機を利用し、13日午後11時30分に仙台に向け出発する予定だ。外交通商部の閔東石(ミン・ドンソク)第2次官が緊急会見で明らかにした
アフガニスタン
アフガニスタン南部カンダハルのハミディ市長は東日本大震災に対する義援金として5万ドル(約400万円)を送ると表明した。ロイター通信が13日報じた。
ハミディ市長は「日本のような国にとっては大したお金でないことは分かっているが、カンダハルの住民の感謝の印だ」と述べた。
アメリカ 50人 150人
原子力空母 2隻 ヘリコプターで
原子力空母「ロナルド・レーガン」(排水量9万7000米トン)を、日本の被災地に緊急投入した。神奈川県の横須賀基地に配備されている原子力空母「ジョージ・ワシントン」も被災地へと向かった。米国の原子力空母は、被災した現場に出動する自衛隊のヘリコプターに対する燃料や食糧供給、医療サービス支援を行う。米国務省傘下の国際開発庁(USAID)は、144人という大規模な人命捜索・救助チームを青森県三沢市に派遣した
オバマ大統領は「日本がアメリカにとって最も近くて強い同盟国であり、わたしの思いと祈りは大地震と津波の被害にあった日本とともにある」と述べた。
そのうえで、現地時間11日朝、菅首相に電話をし、「アメリカ政府は日本が必要なあらゆる支援を行う用意がある」と伝えたことを明らかにした。
米軍の救援活動は「トモダチ作戦」と名付けられた。米太平洋艦隊は「災害救助活動への最大限の支援を行う」と表明した。
米国防総省や米メディアによると、駆逐艦マクキャンベルなど2隻も既に房総半島沖に到着しており、宮城県沖に移動して海上での捜索活動や陸上の復旧作業の支援などにあたる。また、第7艦隊旗艦ブルーリッジ、強襲揚陸艦エセックス、揚陸艦トートゥガなどが小型艇や大型ヘリコプター、支援物資などを積み込み、数日中に被災地沖に到着する。
一方、外務省によると、米国際開発局(USAID)の救助隊2チーム計144人と救助犬12頭が13日、青森県の三沢空港に到着した。捜索や医療、救助などの専門家で構成されており、陸路で岩手県大船渡市に向かい、14日から活動にあたる見通し。
キューバ
フィンランド、
リトアニア
ドイツ
43人
スイス
27人
イギリス
イギリスは、59人からなる人命捜索・救助チームを救助犬2匹と共に派遣する方針だ。
東日本大震災を受け、英日曜紙「インディペンデント・オン・サンデー」は13日、1面に日の丸のデザインとともに、日本語で「がんばれ、日本。がんばれ、東北」と見出しを掲げた。同紙は1面から7面までを震災報道に割いている。また米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は12日、「不屈の日本」と題する社説を掲載した。
オーストラリア
ニュージーランド
14日午後には、先日、地震の被害を受けたニュージーランドから45人の救助要員が成田空港に到着する予定
シンガポール
シンガポール民間防衛隊(SCDF)も、捜索・救助チーム(5人)を救助犬5匹と共に派遣する
メキシコ
メキシコは、20人の専門救護チームと3人のビル構造専門家、救助犬10匹を日本に派遣し、さらに第2次救護チームの派遣を準備している。
メキシコ隊は12人と救助犬6頭台湾
フランス
フランス隊は100人以上でチャーター機で羽田空港に14日に到着予定で活動場所は調整中。
台湾
台湾外交部は馬英九総統が12日午前、訪台中の海部俊樹元首相に緊急電話し、「東日本大地震の緊急援助金として1億台湾元(2億8000万円)を贈ると同時に、重大災害に哀悼と慰問の意を表明した」と発表した。また馬英九総統は同日午前の市内行事の冒頭で「日本政府の要請に応じ早急に救援隊を派遣する」と表明した。
ロシア
75人 極東ガス田 液化天然ガス
プーチン首相は12日、原発停止で電力供給不足が見込まれる日本に対し、極東サハリン沖の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」で生産される液化天然ガス(LNG)など発電用資源の供給量を増やすよう関係閣僚らに指示した。セチン副首相によると、日本から既に資源供給増の要請が来ており、ロシアとしては最大15万トンのLNGを早急に供給することが可能で、石炭についても300万~400万トンの追加供給を検討する。さらに海底ケーブル経由で電力を日本に送ることもできるという。
プーチン首相は「日本は親しい隣国。(北方領土など)さまざまな問題はあるが、我々は信頼できるパートナーであるべきで、エネルギー資源の供給支援に全力を尽くす必要がある」
エア・アンビュランスをはじめとする航空機6機と200人の救助隊員、医療陣を待機させ、日本からの派遣要請を待っている。メキシコは、20人の専門救護チームと3人のビル構造専門家、救助犬10匹を日本に派遣し、さらに第2次救護チームの派遣を準備している
マレーシア
アニファ・アマン外相も11日付で松本剛明外相首相宛ての見舞いの親書を送った。在マレーシア日本国大使館は12日、謝意を示すとともに、マレーシア人を含む被災地の外国人の救護と安否確認に全力を尽くすとコメントを出した。
マレーシア政府は医療陣15人と救助犬6匹を日本に派遣した
フィリピン
フィリピン政府はフィリピン赤十字(PNRC)と連携して、被災地に向けた被災者捜索・レスキューチームを編成・派遣したことを明らかにした。また、フィリピン医療協会(PMA)でも救急医療などの専門家から成る援助隊を編成するなど、官民を超えた人道派遣の動きが広まっている
タイ
東日本大震災を受けてタイ政府は12日、緊急に500万バーツ(約1,300万円)の義援金を送ることを決定した。追加支援を15日の閣議で検討する。タイ外務省は12日、民間から毛布、食料品、テント、かっぱなど支援物資や義援金の受付を開始した
インド外務省は13日、東日本大震災を受けの支援第1弾として被災地の仙台などに毛布を送付すると明らかにした。シン首相は11日に送付した菅直人首相あての親書で、「インドは日本政府や国民と共にある」と記し、求められるどのような支援も用意していると表明していた。
オーストラリア
オーストラリアは野外病院などを申し出。パキスタンのギラニ首相も「野外病院やわが国が提供できるいかなる支援も」申し出たと語った。
これからも記録していく予定です
もう一度立ち直った時、思い起こすために・・
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