2013年6月8日土曜日

クリスチャンの奥さん

「日本でも、旦那さんがなかなか信者にならない時があるんです。この奥さんの旦那さんは、とっても意地悪で、いじめつけて、安息日の朝になると、いつもは八時頃に出勤するのに、わざと遅れて八時半か九時頃まで頑張っていて、教会に行くのを邪魔しようとする。その日はお金が使えない、ということを知っているのに、『タバコがなくなった、買ってこい』『何が無くなった、買って来い』。いつでも、いじめづける。教科ガイドはみんな破って捨ててしまう。聖書を破ってタバコをつくって、葉巻にして吸う。どうしようないような男が居ったのです。でも、この婦人は、本当におとなしい。従順な、日本の貞女を絵にかいたような人であった。
~ある晩、その旦那が、三人の友達と一緒に、飲むわ、食うわ。酔っ払った結果、お互いに、自分の奥さんの自慢話をした。
『うちの家内のフランス料理は世界一だ。カタツムリなんか、格好いい。むして、それに何とかをいれると、まず世界一の料理だ。』
 一人が『いやいや、うちの家内のデザインした服は世界一だ』と他の者は皆、酔っ払っているから、いい加減なことを言って威張っていた。そうしたら、セブンスデーの奥さんのご主人が『いや、いや、うちの家内は、世界一だ。なんぼいじわるしていじめても、一度も怒ったことが無いんだぞ』
『本当か、お前。奥さん、怒らないなんてあるものか』『いや、本当だ』『嘘だと思うなら来て見ろ』
午前3時、自動車に乗って、アパートにやってきた。
午後3時じゃないよ。午前3時よ。
酔っ払って、3人の友達を連れて、家に来た。皆、鍵を持っていますから、だまってはいれるんですよ。でも、奥さんを怒らせてやろう、と言うんだ、皆で。『おい、ミミ、旦那さんのお帰りだ。すぐに降りてこい』と叫んだ。気の強い奥さんだったら、頭から水かけちゃうよ。ところが奥さんは窓を開け、『あ、すみません。気が付きませんで、今すぐ参りますから』。

出来る?皆さん、出来ますか?

うちに入って『直ぐ、ビール出せよ。ご馳走こさえて』わざと、いじめつけることを言いつけた。午前3時に来て、突然に『料理、出せ』と言った。『あなた、ちょっとこっちへ来てよ。呑んで帰ったんだから、帰したらいいじゃないの』と、言うでしょう。ところが、この奥さん、何と言ったかというと『わたし、料理はあまり上手でないけれども、少しお待ちください。何かみつくろって持ってまいりますから』部屋のストーブをたいて、台所へ行って、一生懸命料理をこしらえていた。そのうちに、もう時間も経って、酔いも覚めてきた。『わかった。わかった。君の奥さんは世界一だ』って、皆帰っちゃった。残された旦那がコックリコックリしているところへ、、3人分のご馳走を持ってきた。『あ、これは、皆さんどうしたの』『帰ったよ』
あんただったろなんと言う。『帰った?夜中に3時に来て、ご馳走こしらえろって言っておきながら、帰ったとは何ごと・・・。こうして一生懸命こしらえたんですよ。あんた一人で食べなさい』と、頭からマカロニか何かをかけて終わってもよいのだ。

ところが、この奥さん、何と言ったか。『ごめんなさいね、あなた。私ノロマだから、皆さんが待ちきれないで、お帰りになったのでしょう。あなた、本当に恥ずかしい思いをしたでしょうね。ごめんなさい』と。
言える?言えますか?主人を救うのは、教理ではない。教えではない。どんなにいじめられても、柔和と謙遜と服従だ。これに勝つことは出来ないんです。柔和と謙遜と服従。言い換えば、「愛」なんです。それを聞いたこのご主人は『私はお前にこんなにつらくあたるのに、どうしてお前は私に、こんなにやさしくしてくれるのか』と。彼女のチャンスがやってきた。『あなた・・・イエス様がもうすぐいらっしゃいます。その時私の幸福が始まるのです。それはいつまでも続きます。しかしあなたは私と一緒に天国に行こうと考えていらっしゃいません。ですから、この地上で出来る限り幸福にしてあげようとしているのです。だってあなたの幸福はもうすく終わるですもの・・・』
 それを聞いた、ご主人『すまなかったね。お前にそのような信仰を与えた方、イエス様を、私も信じたい。』そして、現在、ある教会の長老になっておられます。」~「それは、いつですか」より~

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